恐るべしメタボリック市場関連

「メタボリックシンドローム関連市場は7.5兆円規模」 -- 矢野経済研
2007年5月9日 17時10分
矢野経済研究所は5月9日、中性脂肪対策向けの食品や、糖尿病治療などの「メタボリックシンドローム関連市場」について調査結果をまとめた。それによると2004年における同市場の規模は予防、診断分野だけで1兆円に達し、高額な費用のかかる改善/治療分野を含めると7兆5000億円に達したという。

内訳は食品、栄養、運動などの予防分野で7330億円、健康診断、健康管理機器などの診断分野が3265億円。糖尿病や循環器系疾患などの改善/治療分野が6兆4771億円だった。

メタボリックシンドローム関連市場の製品/サービスでみると、花王「ヘルシア」、サントリー「黒烏龍茶」といった中性脂肪対策向けの特定保健用食品(トクホ)や、皮下脂肪、便秘の改善向けの漢方薬「防風通聖散」が、2003年以降に急激に売上げを伸ばしている。

矢野経済研では今後の展望として、2008年から厚生労働省が40歳以上の健康保険加入者に向け健康診断を義務付ける、いわゆる「新健診」制度に関連した事業の成長を見込む。メタボリックシンドロームに対するリスク予測を含めたプログラムや、健診結果と保健指導を組合せたシステム、Webサイトを利用した健康支援サービスなどが活発になるという。

調査は1月―3月、メタボリックシンドローム関連の製品/サービスを提供する企業に対する面接取材、文献参照、各種情報整理などを通じて行った。

関連情報
・矢野経済研究所のWebサイト http://www.yano.co.jp/

タグ:医療費
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